令和に入って最初の建国記念日はいかがでしたか?
あまりにも気持ちのいい日差しで天気も良かったので、ちょっと福應さんにお参りに行こうよとコモに誘われ、私はぶらりお散歩。
近年、地域と神社の関係が薄れゆく中で、福應神社は地域に密着しつづけている数少ない神社のひとつ。
目次
福應神社(ふくおうじんじゃ)は今津大東町に鎮座
福應神社は、西宮市今津大東町にある神社で我が家の氏神様。
あまり知られていませんが、西宮神社・越木岩神社と共に「西宮三福神」と称され信仰を集めています。
鳴尾から引っ越してきた際、こころよく氏子として向かえ入れてくれた神主さんはフレンドリーな方で、地域の子供たちからも慕われています。
氏子になれるのは、地域で生まれ育った人間でないとダメという閉鎖的な神社がある中、稀有な存在と言えます。
ちょうど建国祭の真っただ中だったようで、普段は閑散としている境内も大賑わい。
福應神社の歴史は不明ながら現在の場所にいたる
創建年代は不明ながら、元武庫郡今里村字今津道にあり、大和三輪の古社から勧誘したと伝えられています。
1873年(明治6年)8月に村社に、1881年(明治14年)5月9日に県社に昇格。
1945年、太平洋戦争で被災し、本殿が焼失したものの奇跡的に稲荷神社だけが被災を免れ、その6年後に社殿は復活。
その後、1966年には名神高速西宮IC建設のため現在の位置に移りましたが、今ふたたび名神高速と湾岸線を結ぶ接続道を建設する計画が上がっており地元で物議をかもしています。
計画図を見ましたが、福應神社の一部を連絡道がかすめる形になっています…。
兵庫県が押し通す道路拡張計画の地元説明会が何度か開催され都度参加してきましたが、結論ありきの説明に正直ウンザリ。
名神高速と湾岸線連絡道については、今後もレポートしていきます。
福應神社で祀られている神様は八重事代主命
福應神社データ
鎮座地:西宮市今津大東町1-28
御祭神:八重事代主命(大国主命の長男)
創建:年代未詳
社格:旧県社
境内末社:
- 穴尾稲荷神社
- 白髭稲荷神社
- 金刀比羅神社
- 松尾神社
- 福地蔵尊
福應神社のイベントは地元の有志がボランティア
一年を通じて様々な祭事が行われる福應神社。
この日は建国記念日で建国祭がちょうど執り行われている最中でした。
1月1日
新年祭り
2月11日
戦前は、紀元節と呼ばれていた建国祭は、1872年(明治5年)に政府が定めた神武天皇即位の日を祝う祝日。
現在では、歴史的根拠はないものの、天皇国家の正当性を示す祝日として定着しました。
国歌斉唱
何気に「君が代」はそらで歌えます。
日の丸と晴天
映えますね。
7月第2日曜日
夏祭
8月24日
福地蔵盆
10月13日
例祭
12月31日
大祓式
除夜祭
福應神社へのアクセスは阪神本線久寿川駅が最寄
福應神社へのアクセスは、阪神本線久寿川駅から徒歩で約5分。
駅を出て南側に歩き国道43号線を渡ると、すぐ境内が見えてきます。
イベントがない普段でも社務所に神主さんがいらっしゃるので、御用の方はチャイムを鳴らしてみてください。
気さくな神主さんが向かい入れてくれますよ。
福應神社周辺に駐車場はないが甲子園洲島町にあり
福應(ふくおう)神社周辺に駐車できるスペースはありません。
新川を渡り、甲子園方面に向かえば時間貸駐車場があるので、車で来られる方はそちらを利用してください。
くれぐれも迷惑駐車だけは辞めてくださいね。
福應神社は地元に密着した由緒正しい西宮三福神
総合おススメ度[jinstar3.5 color=”#ffc32c” size=”16px”]
[box02 title=”福應神社まとめ”]
- 西宮神社・越木岩神社とならび三福神のひとつ
- 名神高速西宮IC建設のため現在の位置に遷座
- 再び湾岸線連絡道路の建設計画が持ち上がっている
- 1年を通じて様々な祭事が執り行われている
- 最寄り駅は阪神本線久寿川駅
- 周囲に駐車場はない
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湾岸連絡道路は一般道を走る大型車から子供たちを守るていで計画されていますが、だからと言って神社の一部境内を犠牲にしてもいいのか?って疑問ですね。
だれかが貧乏くじを引かなければならないのは、理解しているのですが…。